日本一ゆるいアイアンマンのトレーニング日誌

日本一ゆるい考え方でアイアンマン完走を目指すトレーニングブログ

トライスロンをやって良かった事

トライアスロンは辛い

 

正直、過去に出たレースで、

泣ける程辛い事もありました。

 

いや、実際に泣きながら走った事もあります。

 

ミドルでは苦手なスイムで腕がパンパンになり、

溺れかけた事もありますし、

 

長崎のレースでは、

バイクでお尻がちぎれる痛くなり、

股間も首も痛い…。

 

ランでは足の裏に水ぶくれができて、

レース中にピンで刺して水を抜きながら走ったり…。

 

本当に辛いです。

 

で、よく完走した時に充実感ってすごいんですか??

 

と聞かれますが、

僕はそんなに充実感を感じた事はありません。

 

僕はどちらかと言うと、

あれだけ辛かったにも関わらず、

あ~、もう終わってしまうのか…。

 

という寂しさと、

今回も無事にゴールできて良かった。

 

と、そんな感じです。

 

それよりも、トライアスロンのミリョクは、

こんなしんどい事をやろうと思ったチャレンジ精神が磨かれる事や、

 

苦手を克服しながら、

3種目をバランス良くトレーニングする、

バランス感覚が磨かれる事。

 

実際、最初から3種目難なくこなせる人は、

圧倒的に少ないです。

 

トライアスロン仲間でも、

絶対に得意不得意を持っています。

 

それでも前向きにチャレンジしながら、

前回完走できなかった仲間や、

制限時間ギリギリでも諦めず帰ってきた姿を見た時、

本当に感動します。

 

もしかしたら、こんな自分でも、

たった一人でも感動を与えられたら、

なんて素晴らしい事でしょうか??

 

って、言うのは正直今思いついたのですが、

でも、もしそうだったらすごく嬉しいですね。

 

あと、僕が感動するのは、沿道の応援です。

 

特に島で行われる大会は、

その日は島全体が大会一色になり、

すごい盛り上がります。

 

応援の方は一日中、

まったく会った事のない自分に、

心から応援してくれます。

 

楽器をならしたり、太鼓を叩いたり、

手を叩きながら大声を張り上げて、

中にはナンバーカードで名前を探して、

○○さんがんばれー!!

 

って、思い出しただけで涙が出ます。

 

ロングの大会だと、日が暮れて、

周りは真っ暗になっても、

それでも応援し続けてくれるのです。

 

こんな素晴らしい競技に参加できるなんて、

本当に素晴らしい事だと思います。

 

あとは、こんなアホで過酷なレースを完走できる、

健康な身体に産んでくれた両親に心から感謝できます。

 

普段、中々両親に感謝する事ができない僕でも、

ゴールした後、結果報告と共に、

『健康に産んでくれてありがとう』とメールですが、

伝えるようにしています。

 

あとは純粋に、皆からすごいね。

って言われます(笑)

 

これは単純にうれしいですね。

 

そんなこんなで今回はトライアスロンをやっていて、

良かった事について書いてみました。