他人やトップアスリートと比較して、
落ち込んだり、悲観的になったりする人も多い。
しかし、本当のライバルは、
他人では無く、過去の自分である。
自分より強い人間はいくらでもいるし、
上を見ればキリが無い。
憧れを持ったり、目標にしたりするのは、
全然良いと思うが、比べて落ち込む必要は全く無い。
その人の方が練習量が多いか、
質の高い練習をしているか、
もしくはその両方か。
のいずれかなのです。
もちろん遺伝的な要因などもあるかと思うが、
そんなどうしようもない所に原因追究しても意味がない。
そんな事より、
以前できなかった事ができるようになったり、
先月のタイムより早くなったり、
同じ事をやっても楽にできるようになったり、
そういった事にフォーカスする方が面白い。
本来年齢を重ねれば重ねる程、
肉体は衰えていくが、
キャリアを重ねるごとにタイムが上がるのは、
本当に面白いですよね。
人生も同じ事が言えるのでは無いでしょうか?
肉体は年々衰えど、キャリアを積めば積むほど、
上に上がっていき、経験した事はどんどん蓄積され、
若者にはない、渋さや余裕が出てくる。
ただ、これも積み重ねの厚さ、
薄さが年齢を重ねる程に如実に出てくる。
トレーニングしていないおっさんは、
子どもの運動会でちょっと走っただけで、
こけたり、翌日筋肉痛になる。
普段からトレーニングに励んでる、
おやじは余裕の顔で運動会ごときだと、
ぶっちぎりで勝つ事が出来る。
どっちが良いかは、その人の価値観次第だが、
価値観が変わればどちらに入る事もできる。
今までの蓄積が無い人は、
今から積み重ねれば良いし、
今積み重ねている人も、
サボればいつの間にか衰えてしまう。
ホント人生と同じですね。