日本一ゆるいアイアンマンのトレーニング日誌

日本一ゆるい考え方でアイアンマン完走を目指すトレーニングブログ

習うより慣れろはウソ

習うより慣れろはウソ

 

習うより慣れろということわざ??

がありますが、僕はウソだと思っています。

 

確かに慣れる事は必要だとは思いますが、

 

もし悪いフォームで慣れてしまったら…。

もし悪い習慣でなれてしまったら…。

 

その反対に、

もし良いフォームで慣れたら…。

もし良い習慣で慣れたら…。

 

結果はまったく違ってくるのは当然です。

最悪の場合、怪我する可能性もあります。 

 

僕も最初はせっせと一人で練習してきました。

 

スイムは本当に苦手で、ミドル(1.9キロ)で既にパンパンなのに、

ロングはミドルの倍の距離の3.8キロ。

 

やる前から結果は見えていました。

 

なにせ、1.9キロ泳いだ後、力が入らずウェットスーツは脱げない、

バイクも立ちこぎができないくらい腕がパンパンでしたから(笑)

 

その距離の倍を泳ぐなんて、想像しただけで無理でした。

 

でもやはりロングにチャレンジしたかったので、

スイムは習う事にしました。

 

その時、ちょうど友達がトライアスロンクラブを

設立するとの事だったので、迷う余地はありませんでした。

 

習った結果

今でもスイムは苦手ですが、かなり早くなり、

しかも楽に泳げる様になりました。

 

ミドルの時は本当に制限時間も危ぶまれるところでしたが、

翌年のロングの大会では、制限時間を気にする事なく、

そこまで腕が張る事もなく、泳ぎ切る事ができました。

 

いかに正しいトレーニングを積む事が肝心かと言う事です。

 

量も大切ですが、

やはり質も上げていかないと、

中々上達できません。

 

僕は我流でも楽しみながらトレーニングできましたが、

きれば早い段階で習う事をお勧めします。

トライスロンをやって良かった事

トライアスロンは辛い

 

正直、過去に出たレースで、

泣ける程辛い事もありました。

 

いや、実際に泣きながら走った事もあります。

 

ミドルでは苦手なスイムで腕がパンパンになり、

溺れかけた事もありますし、

 

長崎のレースでは、

バイクでお尻がちぎれる痛くなり、

股間も首も痛い…。

 

ランでは足の裏に水ぶくれができて、

レース中にピンで刺して水を抜きながら走ったり…。

 

本当に辛いです。

 

で、よく完走した時に充実感ってすごいんですか??

 

と聞かれますが、

僕はそんなに充実感を感じた事はありません。

 

僕はどちらかと言うと、

あれだけ辛かったにも関わらず、

あ~、もう終わってしまうのか…。

 

という寂しさと、

今回も無事にゴールできて良かった。

 

と、そんな感じです。

 

それよりも、トライアスロンのミリョクは、

こんなしんどい事をやろうと思ったチャレンジ精神が磨かれる事や、

 

苦手を克服しながら、

3種目をバランス良くトレーニングする、

バランス感覚が磨かれる事。

 

実際、最初から3種目難なくこなせる人は、

圧倒的に少ないです。

 

トライアスロン仲間でも、

絶対に得意不得意を持っています。

 

それでも前向きにチャレンジしながら、

前回完走できなかった仲間や、

制限時間ギリギリでも諦めず帰ってきた姿を見た時、

本当に感動します。

 

もしかしたら、こんな自分でも、

たった一人でも感動を与えられたら、

なんて素晴らしい事でしょうか??

 

って、言うのは正直今思いついたのですが、

でも、もしそうだったらすごく嬉しいですね。

 

あと、僕が感動するのは、沿道の応援です。

 

特に島で行われる大会は、

その日は島全体が大会一色になり、

すごい盛り上がります。

 

応援の方は一日中、

まったく会った事のない自分に、

心から応援してくれます。

 

楽器をならしたり、太鼓を叩いたり、

手を叩きながら大声を張り上げて、

中にはナンバーカードで名前を探して、

○○さんがんばれー!!

 

って、思い出しただけで涙が出ます。

 

ロングの大会だと、日が暮れて、

周りは真っ暗になっても、

それでも応援し続けてくれるのです。

 

こんな素晴らしい競技に参加できるなんて、

本当に素晴らしい事だと思います。

 

あとは、こんなアホで過酷なレースを完走できる、

健康な身体に産んでくれた両親に心から感謝できます。

 

普段、中々両親に感謝する事ができない僕でも、

ゴールした後、結果報告と共に、

『健康に産んでくれてありがとう』とメールですが、

伝えるようにしています。

 

あとは純粋に、皆からすごいね。

って言われます(笑)

 

これは単純にうれしいですね。

 

そんなこんなで今回はトライアスロンをやっていて、

良かった事について書いてみました。

トライアスロンを完走する為のトレーニングとは

どんなトレーニングをするべきか

まず前回説明した

 

anyonetriathlon.hatenablog.com

 上記程度の体力が欲しいところこです。

 

ではその体力をつける為にはどんなトレーニングが必要でしょか??

 

スイム編

僕が一人でトレーニングしていた時は、

プルブイ(脚に挟むビート版みたいな物)を挟み、

ひたすら距離を泳いでいました。

 

僕はとにかくスイムが苦手で、

トライアスロンをやると決めた時は、

続けて50mくらいしか泳げませんでした。

 

とにかく周りのスイム経験者に、

うまく泳ぐ方法を聞きました。

 

その中で一番しっくりきたのが、

プルブイを挟んで泳ぐトレーニング方法でした。

 

今となっては、この様なトレーニングはあまりしませんが、

一人で行うには、泳げる距離が長くなったりするのが分かりやすかったので、

満足感も高かったです。

 

バイク編

これもただひたすらバイクに乗って、

遠くまで行くと言う事をやっていました。

 

ただ、その当時は大阪に住んでおり、

やたらと信号が多く、車も多いので、

 

排ガスなどで気持ちよく走れるところは本当になかったので、

河川敷を走っていましたが、バイクが侵入できないゲートが定期的にあったので、

 

それもストレスでしたが、そこくらいしか走るところがなかったので、

やむを得ずそういうところを走っていました。

 

ラン編

少し早いペースでのランニングをメインで行っていました。

 

ただ僕の場合は元々陸上部だったので、

初心者の方には向かない練習法だと思います。

 

もし、ランが苦手な方であれば、

まずはジョギングするところから始めましょう。

 

目標はまず2キロを走れるようになりましょう。

 

トライアスロンを完走する為には

どんなトレーニングをすれば良いのか

 

まず僕の勝手な持論ですが、その大会の距離を、

単独種目でみた時、ある程度余裕を持ってゴールできれば、

完走できると思っています。

 

なので、ショートであれば、

1,5キロを泳ぐ泳力

40キロをバイクで走れる

10キロをランできる

 

これができれば完走はできるはずです。

 

当たり前の事ですが、とにかく制限時間内に関門を通過し、

 大きな事故や怪我が無ければ完走できます。

 

でも一度もその距離を泳いだり、走ったりした事なければ、

距離に対する不安感や、疲れた時の対処法や自分の体力限界。

 

これが分からなければ、ペース配分が分からず、

オーバーペースになったり、補給のタイミングをミスったり、

疲れた時、既にこんなしんどいのに大丈夫か!?

 

となってしまいます。

 

でも一度でもその距離をチャレンジしていれば、

何とか泳ぎ切れれば次の種目のバイク。

バイクで走り切れれば、次はラン。

 

と気持ちの切り替えができます。

実際に次の種目に進めれば、使う筋肉が違うので、

意外といけます。

 

ですので、その大会の距離を、

単独種目でチャレンジしてみて下さい。

 

ショートであれば、

どれも1,5時間以内に終わると思うので、

時間的な負担もそんなにないはずです。

 

むしろ、これくらいの時間の確保が難しい方は、

トライアスロンはしんどいかもですね。

 

もちろん毎日、こんなに時間を費やす必要はないですが、

トライアスロンの場合、いかにバランス良く、

苦手競技を克服し、得意競技を伸ばすか??

 

と言っても、やはりバイクの時間が一番長いので、

バイクが得意な方が有利な気はしますが、

まずは完走できるところまでの体力を準備しましょう。

トライアスロンは完走できない

初めての大会

初めての大会だと誰しもが、

その様な一抹の不安を抱えているかと思います。

 

僕も最初はそうでした。

 

いくらプールでスイムの練習したとしても、

大会は海が多く、波があったり流されたり、

他人とぶつかったり、ゴーグルに水が入ってきたり…。

 

まぁ、実際に出てみると色々起こります(笑)

 

ただ、僕の中に一つだけ常に持っている物があります。

 

それは、

完走できなくても良いや…。

いざとなったらリタイヤしよう…。

 

この2点は常に思って大会に挑みます。

 

それくらいのゆとりを持っていた方が、

どんなトラブルがあっても対処できるのではないかと、

僕は思っています。

 

ただ、実際に過去リタイヤや、

制限時間オーバーでの足切りなどにはあった事はありません。

 

初めての大会。

忘れもしない。

 

前日に車でコースを見に行ったら、ほぼ山(笑)

 

ちなみに、僕は上りと向かい風が超絶苦手です。

でも完走しました。

 

結果的にはフルマラソンよりも楽でした(笑)

 

ショートが楽だったので、次はミドルに挑戦。

 

スイムが基本的に苦手で、

ミドルの1.9キロ。

 

陸からコースを確認するも、勘違いして、

自分の折り返しの指標にしてた距離の倍の距離に折り返し。

 

ペース配分を間違え折り返した時点で、

すでに腕がパンパン。

 

とか、そんな事は色々あります。

と言うか今までアクシンデントがなかった大会の方が少ないかも。

 

でも、心のどこかにリタイヤを想定しておくと、

どんな時でも冷静に判断する事ができます。

 

特に最近、スイムでの死亡事故などが、

年間1~2件起こっていると聞いています。

 

プロの選手でも死亡事故が起こるくらいですから、

本当に何が起こるか分かりません。

 

そんな中でも冷静に対処するには、

いつでもリタイアしてやろう!!

 

くらいの心の余裕を作っておきましょう。

 

トライアスロンへの招待状 その⑤

トライアスロンを始めたきっかけ

 

トレーナーでありながら、

実のところ自分のトレーニングはあまり好きではなく、

 

かと言って、自分がトレーニングしていないのに、

人様にトレーニング指導するのもイマイチ自分の理念に反し、

 

かと言ってマラソンは冬しかレースがないし、

来年の冬に向けて春、夏とトレーニングもできない。

 

そんな状態で、サブ4以上の目標を持って走る事はできないし、

なにより、学生時代6年間、さんざん走り続けたので、

 

僕の性格上、どうしても学生時代を上回らないと気がすまない。

 

でもそれもムリ。

結局それだとおもしろくない。

 

じゃあ、トライアスロンは!?

 

と言う流れでスタートしたのがきっかけでした。

 

でも、直接の友達にトライアスロンをやっている人はおらず、

どうやって、なにから初めて、どんな道具が必要で、

 

どんなトレーニングが必要なのか、

そもそもトライアスロンってなんじゃい!?

 

と言うところからのスタートでした。

 

なので、今はアイアンマンを完走している。

 

と言っても、本当に今読んで下さっている方と同じライン、

もしくはその遙かに下かもしれません。

出場するトライアスロン大会を決めましょう!!

出る大会を決めましょう

チャレンジする決意ができたら、

まずは出る大会を決めましょう!!

 

申し込まない事には何も始りませんし、

覚悟が決まりません。

 

いつまでたっても先延ばしにしてしまわず、

まずはエントリーです。

 

僕が一番最初にエントリーした大会は、

ひわさウミガメトライアスロン

 

徳島県で行われる、

ショートディスタンスの大会です。

 

なぜこれにしたかと言うと、

海がきれいでロケーションが良いとの事で、

非常に人気も高いとの噂だったからです。

 

あとは、大阪からのアクセスも良く、

車で2~3時間の距離だったので、

ちょっと旅行がてらな気分で参加する事にしました。

 

出る大会の決め方

ではどの大会に出れば良いのでしょうか??

ここは適当に決めちゃいましょう(笑)

 

色んな考え方があるかと思いますが、選ぶ基準として、

 

・開催場所(アクセス)

・日程

・コース

・評判

・ロケーション

 

ザッとこんなもんではないでしょうか??

 

初心者の方であれば、

恐らくショートディスタンスになると思いますが、

ショートであれば、大会の数も意外と多いので、

近い所が良いのでは無いかと思います。

 

僕の感覚だと、できれば車で3時間。

行っても6時間くらいの範囲までですかね。

 

と言うのも、終わった後、家に帰らないといけません。

初めての大会だと、どれくらい疲れるか分かりません。

 

その疲れた身体で運転するのはやはり危険なので、 

近場の大会を選ぶ理由もそんなところにあります。

 

ただ、すごい遠い場所を選んで、

延泊すると言う作戦もあるので、

それはそれでありかと思います。

 

僕の中では、もはや旅行と大会を兼ねて、

遊んじゃう感じです。

 

北海道で行われたアイアンマンに出場した際は、

なんだかんだと、約1週間程北海道に滞在し、

ついでに観光もしました。

 

これは遠方の大会に出場する醍醐味のひとつですね(笑)

 

でも、実は裏話があって、

最初にエントリーしようとした年、

 

エントリー開始日を記憶違いしており、

エントリーしようとしたら、既に申し込みが終わっており、

その年はエントリーなかったと言う事もありました(笑)

 

でもそんな事もありながら、昨年の失敗を踏まえ、

翌年にはしっかりとリマインドをかけて、

エントリーする為の予定を入れエントリーしました(笑)

 

でも、ここでもトラブルではないですが、

申し込む際にJTUの登録が必要でした。

 

JTUとは、日本トライアスロン連合と言う団体があり、

この大会は、JTUの加入が義務づけられていました。

 

ただ、登録がなくてもエントリーできる大会もあるので、

事前にチェックしておいた方が良いですね。

 

で、話しを戻しますと、大会のエントリーが完了したら、

大会のスケジュールの確認、交通機関や宿泊施設の確保、

など、一気にやる方がお勧めです。

 

トライアスロン大会の場合、

だいたい前日に競技説明会があり、

これに参加しないと、出場できなかったり、

ペナルティーを科せられたりします。

 

なので、遠征の場合は宿泊するケースが多いので、

この際、宿泊先の予約や、飛行機などの予約も、

一気にやってしまいましょう。

 

後回しにするとめんどくさくなり、

探した時には会場からすごい遠い宿泊施設になったり、

高額なホテルしか残って無かったりもするので、

できるだけ、エントリーの時にやってしまった方が無難です。

 

僕はこれで何度も失敗してます(笑)

上記の失敗談は僕の体験談です(笑)